新たな始まりに生きがいを
あなたには目的がありますか。そのために新たなスタートを切る準備はできていますか。自分の価値観や強みに合った目標を設定したいと思いませんか。目標を達成して充実感や喜びを得られるのか、疑問に思っている人はいませんか。
成功や喜びを考えるにあたって、生きがいは指針となり得るものです。生きがいとは、目的と価値のある人生を送るためのものであり、生きる理由と言ってもよいでしょう。生きがいは以下の4つで成り立ちます。
– 自分にある情熱
– 自分のスキル
– 仕事、キャリア
– 人生における使命
また、重なる部分もありますが、以下の要素が関与しています。
– 自分の好きなこと
– 自分の得意なこと
– 世の中に求められていること
– 自分にできて、対価を得られること
4つの構成要素が満たされ、支えられていれば、生きがいが幸福感を長く自然に育む体験に結びつきます。それは、自分だけでなく、世の人々のためにもなります。
何か新しいことを始める際に生きがいを考慮することは、有意義な目標の設定に必要です。
これまでを振り返る
目標を設定する前に、過去と現在の価値観や目標について振り返る時間をとりましょう。
次のように自分に問いかけてみて下さい。
– 最近達成したこと、これから達成したいことは何だろうか。
– その時どんな気持ちだったか、どんな風に感じたいだろうか。
– 誰の役に立てたか、誰の役に立ちたいだろうか。
– 自分にとって大切なことは何だろう。
– どうすれば誰かの力になり、世界に変化をもたらすことができるだろうか。
– 自分にあるスキルとは。
– 自分にとって喜びとは。
自分がこれまでに目的としてきたことを踏まえて、将来のために調整を加えましょう。それが自分に合った決断をサポートしてくれます。
優先順位をつける
生きがいは年齢、経験、環境など様々な要因で変容するので、同じ目標を掲げ続けるとうまく行かなくなることがあります。また、他の人がやっているから、という理由で目標を設定しても、自分には何のメリットもありません。
だからこそ、自分に合った目標を立てることが大切です。
一個人として自分の人生に意味をもたらす行動を優先させることは、成功に寄与します。人によってそれは、食生活を見直すことかも知れません。ボランティア活動を通じて地域社会とつながる人もいるでしょう。
再出発の時期に自分なりの目標を立てて、生きがいを実感しましょう。
行動する
生きがいという概念は哲学的なものですが、行動することによって実感できます。
生きがいを感じるために:
– 変化に対して受け身でいるのではなく、積極的になる
– 進捗を確認する(何がうまくいっているか、そうでないか)
– 小さな目標を積み重ね、時間をかけて大きな変化にしていく
– 必要に応じて目標を修正する
– 自分自身と他者に対する約束を守る
自分の情熱、スキル、価値観、そして人類のニーズと一致する目標を立てれば、達成しやすくなるでしょう。
生きがいを育む時期は通年いつでも構いませんが、新たなスタートに立ったときは、生きがいについて考えるための休み時間と考えてみましょう。