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心から 健やかに

心でつながる – 言葉の壁を越えて

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かつてアレン・クラインが言ったように、笑顔に言語の壁はありません。

誰もが同じ言葉を話すわけではなくても、人間であるということだけで通じるものはあります。心に感情を抱くこと、それを言葉を使わずに共有する能力があること、そんな共通点から絆が生まれるのです。1

言語は違えど、感情は普遍的なものです。文化や背景、話す言語に関係なく、誰もが喜怒哀楽を感じる経験をし、誰かの感情を目の当たりにしています。自分の心の動きを感じること、そして他者の感情を認識することは、人間の最もパワフルな力と言えるでしょう。人はこの力を駆使して、安全を確保し、自分が置かれている状況を理解し、他の人の考え方を読み取り、健康な精神状態を解釈しています。感情はすべての中心にあり、私たちの行動を左右しています。

言葉の壁がある時に自分の気持ちを伝えるには

現在、世界の言語を網羅した Ethnologueのカタログには、計7,139の言語が登録されています。2 どの言語にもそれぞれ、人が経験するあらゆる感情を表現する方法があります。また、言語によっては他の言語に翻訳できない言葉もあります。言語は大切ですが、それだけに頼らないことも大切です。他の方法でコミュニケーションを試みることも考えてみましょう。

ボディランゲージの意義

ボディーランゲージは、言葉と同じくらい重要です。その多くは直観によるものですが、相手の気持ちを理解するための視覚的な手がかりとなります。例えば、笑っていれば楽しい、泣いていれば悲しいということは、どの文化圏の人でも分かることでしょう。

私たちの身振り手振りのほとんどは、特定の単語の代用になっていると言えます。例えば、英語で「No」と言う代わりに首を横に振り、「Good」や「Yes」と言う代わりに親指を立て、「Hello」と言う代わりに手を振るのを見ているだけでも、何となく意図は伝わってくるものです。感情を表現する視覚的なシグナルは、使用する言語にかかわらず、普遍的に存在します。

音声言語と身体言語を超えて

感情を表現する方法は、音声言語や身体言語以外にもたくさんあります。誰かと一緒に充実した時間を過ごしたり、プレゼントを贈ったり受け取ったりすると、相手を大切に思い、ある種の絆を共有したいと思っていることが伝わります。これは、親愛の表現方法が自分と相手では全く異なることが想定される場合に利用できるでしょう。言葉が気持ちを伝える素晴らしい手段となるのは、お互いに同様の解釈ができる場合に限られます。

言語がコミュニケーションを容易にするものであることは確かですが、例え言語や考え方が同じでなくても、喜び、悲しみ、痛み、希望、そして愛といった感情は同じように理解することができるのです。心に感じたことを表現する能力は、言語に関係なく人と人を結びつけます。

  1. https://www.gapyearassociation.org/2017/03/30/making-meaningful-connections-language-barriers/ []
  2. https://www.ethnologue.com/ []